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Dolls…
第24章 秘密の人形

椎葉さん以外の人に…、こんな姿は見られたくなかったのに。

椎葉さん以外の人に素肌を晒したくなかったのに…。


涙がボロボロと溢れて米噛み部分の髪の毛を濡らして行く。


「大丈夫。すぐに何も考えられなくなるよ」

「あ…っ」

「秋人の事も何もかも…、全部忘れさせてあげるから」


安藤さんの手がズボンに伸びた。

先程脱がし損ねたズボンに手をかけ、ズボンをゆっくりとずらしていく。

当然ながら、上半身に下着は付けていないのだから下半身も…。

このズボンを脱がされたら、もうっ!



「い、嫌っ!!だめっ!!」

「秋人よりも、俺の方が椿ちゃんを大事にしてやれる…」




私の声は安藤さんの耳に届いていない。

高鳴る心臓と苦しくなる呼吸。

嫌な汗が身体中からじんわりと滲み出ている。




力は入らないのに、体は恐怖でガタガタと震えてる。

気持ち悪くて、恐くて…、目眩にも似た感覚を覚えた。

そして━━━━




パサッとズボンが床に落とされた。

それは、私の中の椎葉さんへの想いがひび割れた瞬間だった。




「俺に身を預けてればいいから…」




安藤さんが私の足の隙間に体を移動させて来た。





嘘でしょ…?

私は、このまま安藤さんと…?

椎葉さん以外の人と…?





嫌…っ!!

嫌だっ!!

どんなに嫌われても、蔑まれても、私は椎葉さんが…っ!




「諦めな」

━━━━━━━っ!!









「い、いやあああああぁぁぁぁぁぁっ!!椎葉さぁぁぁぁんっ!!!!!!」






















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