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Dolls…
第4章 瞳の奥
「どうした?くすぐったいだけじゃないのか?」

椎葉さんの含み笑いが聞こえる。

最初はくすぐったいだけだった。

なのに、今は━━━━━

「い、いやぁぁっ!やめてっ!!あぁっ!!」

身体中に電気が走ったみたいに体がビクンッと跳ねる。

昨晩と同じように体の芯が疼いてるみたいに。

私の体が、まるで私のものじゃなくなったみたいで…。

「くすぐったいと快楽は紙一重。くすぐったいと感じるって事は感度がいいって事と同じだ」

「あぁっ!だめぇ…だめぇ…━━━━━━っ!!」


体がビクンッと跳ねて

体の中のマグマが噴火したみたいに何かが弾けた。

その瞬間、目の前にカメラのフラッシュのような先行走る。



椎葉さんが手にしてる電マの感覚がソコから離れて行く。

「はぁ、はぁ…」

初めて感じる感覚…。

何かが限界に達し破裂したかのような衝撃。

その衝撃を体から逃がしたくて必死に息を整えようとするが、体に残った破裂の余韻のせいで体が小さく痙攣してる。

もう、縄が食い込む痛み等忘れていた。

「物の数秒でイクとは…」

「え…?イク…?」


イク…?

この言葉の意味、私には経験のないものだったが

この限界の頂点を越えるというのがイク、という事なのか…。


涙が滲む目で椎葉さんを見ると、その手には何かの機械が握られていた。

高さ40cm、直径40mmぐらいのグレー色の棒のようなもの。

あれが電マ…?

その姿を確認した瞬間に急に自分が情けなくなった。


あんな…、血も通ってないような機械で弄ばれたなんて…。

あんなもので、初めて"イク"というものを体験した自分に…。







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