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そそり勃たせる人妻
第7章 下着を着せてあげる
「あの子とする時にはここに必ずゴムをして。ナマはいや。それが
我慢できる精一杯だから」

布団の中で強くしごかれながら懇願されてしばし見つめあう。

それから男は小さくコクコクと頷いて見せると「ほんとうね。約束よ。絶対に守ってね」と麻由美はとびっきりの笑顔を見せ、小指を絡ませて指きりをしてきた。

男はそれを見つめながら君が旦那に抱かれる時に僕は何をもって我慢したらいいんだいと内心投げかけていた。

もちろん、言葉で出すことはないが。

「もう一つ聞いていい?」

「いいけど、なに?」

「静江ちゃんと結婚する気はあるの?」

「ないよ」とすぐさま答えた。
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