この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
レンアイ×トライアングル
第11章 溢れる想い × 彼女の涙
「……また泣かせちゃったな」

……あ。

私の目からは涙がこぼれていた。

「これは…悲しくて泣いてるんじゃない…です」

……嬉しくて、愛しいから。

「……そっか。じゃあ許してもらえるかな」

と圭吾は小さく呟き、そっと唯の涙を指で拭った。

裸のままベッドに横たわり、鈴木さんに腕枕をされ、頭を撫でられる。

間近にある彼の顔をじっと見ていると、鈴木さんが私を見て微笑んだ。

「どうしたの?」

「あの……眼鏡がないと印象が違うなって」

「そうかな?実はあんまり度は入ってないんだ。かけないならかけなくても別に支障は……」

「か、かけて下さい」

……職場でこんな色気を振りまかれたら大変だよ。眼鏡かけてないと全然印象変わるんだもん。

「だからかけなくてもちゃんと見えてるよ」

と鈴木さんは視線を下ろした。

はっ!!

私は、慌てて毛布を手繰り寄せると顔の半分までスッポリと収まった。

鈴木さんはクスクスと笑い、私の額にキスをした。
/83ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ