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タンバリンでできたオーロラ
第10章 芋づるデカ

 そうこうしているうちに現場検証は終わった。

 俺は現場検分の調書にハンコをついて、腹ごしらえに向かうことにした。

「行くぞ、ピアノ!」
「どこへですか?」

 助手席でタバコを一服しながら、事件について考える。

「違う、違う、そこ左だ。お前、昨日も行っただろ」
「そうでしたっけ?」

 ピアノは全然道を憶えねえ。
 いつまでたっても半人前だ。

 だが、こいつも経験を積み、出世して上の立場になれば若いのが運転してくれるようになるだろう。

 そうなるまでの辛抱だな。
 下積みの時代ってのはどんな職業にでもあるモンだ。
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