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タンバリンでできたオーロラ
第31章 高瀬瑠々菜がひとりエッチをする権利

私がこのサイトであとがきをマメに書いているのには、単にあとがきが好きだからというほかに、もうひとつ理由があります。

それは「エロ小説家になろうと思い立って、どのように考え、努力して、そして成功したのか、失敗したのか」という履歴も残しておきたいなという想いです。(このサイトで公開している作品のあとがきを公開順に追っていくとひとつの記録になるようになってます)

これは他に同じような目標を持っている方の何かの参考になればという気持ちと、あとは自分自身が振り返って反省するための材料にもするためです。

なので、できるだけ具体的な、執筆方法や試行錯誤の状況を書いています。(馬鹿な話も多いですけど!)

二次元ドリーム文庫作品の執筆にあたって今、私はこんな感じというのをちょっと書いときます。

二次元ドリーム文庫レーベルには書式フォーマットが二種類あります。

1ページの行数が18行か、17行という二種類なのですね。
これは作家側が選んで良くて、どちらの行数でも既定のページ数であればOK。

トータルな字数でいうと、一万字程度の違いがあります。
作品の字数に意識的な方だと、一万字で何が書けるかというのはその人なりにピンとくると思います。

で、私はいつも最初は17行で書き始めてます。

これは、書きすぎてしまうタチなので、最初から18行で進めると、最後ページが足りなくなった時に調整で削るしかなくなるためです。

なので、17行で書いていき、初稿が終わった時点で、ページが足りなければ18行フォーマットに変更するという作戦。(そうしておけば、更に書き足すか、それとも17行のまま削るかという二択にできる)

前作も今作も最終的には18行フォーマットになりました。

今作の場合、17行フォーマットでピタリと規定枚数に収まる形だったのですが、編集さんとの打ち合わせで、18行にして生まれる一万字の余裕を各エッチシーンの肉付けに投入しようということになりました。

基本、作品内容的に過不足なければどっちのフォーマットでもいいと思ってます。
ただ、行数を変更すると、ページのめくりにもってきたい文などの配置を全てやり直さなくてはならなくなるので、それが今の課題ですね。

作業効率的には最初から18行でやるのがいいのかなーとか、悩んだりしてます。
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