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タンバリンでできたオーロラ
第33章 仏の顔も三度まで

★ ★ ★ TAKE 1 ★ ★ ★



「あっ、ンンッ……素敵……もっと……」

ベッドとユージに挟まれてリツコが喘ぐ。

強く抱きしめられて、自分の中で激しく動くユージの律動とひとつになる。

繋がっている。
不安も、嫌なことも、何もかも忘れて、ただ愛する人との行為に没頭する。リツコの一番好きな時間。

「ああっ……リツコ、俺っ……も、もう……!」

ユージが切ない呻きを漏らした。
愛が、爆ぜるときが近い。

「来てっ……中に……出して……」

甘い声で許可を口にして、その瞬間を余さず味わおうと迎える準備をするリツコ。

恋人を我が身で果てさせることほど満ち足りた気分になるものはない。
彼女はそれが大好きだった。

ユージもそれを知っており、熱い肉槌の突貫の勢いを増す。
そして、脈打つ男の器官。

びぐっ……どぐっ、どぐっ……クルッポー♪

その先端から真っ白な鳩が飛び出した。













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