この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
タンバリンでできたオーロラ
第33章 仏の顔も三度まで
■仏の顔も三度まで

岩田鉄五郎というのは、巨匠、水島新司先生の漫画『野球狂の詩』他に登場するキャラクターです。

にょほほほほ~という掛け声とともに繰り出す超スローボールが得意技。
ご存知ない方は画像検索を。

でもまあ、そんなことはわりとどうでも良くて(笑)

男性心理として、女性をイカせたい、イカせてから安心して自分もイキたいというのはあるのじゃないかなと思います。少なくとも私はそう。

男性向けの官能小説だって、だいたいその願望を反映した構成になってるじゃないですか、女性がイカずに男だけ射精しちゃうってのは凌辱シチュ以外だと許容されていないというか。

で、お話の中の男は射精タイミング自由自在で、なんつーか「白濁のマジシャン」みたいな? でも、現実の男って早漏気味じゃなかったとしても、女性がイクまで射精をこらえるのって大変で。

もう、涙ぐましい努力が必要なわけですね。
頭の中で円周率を数えたり。般若心経ループしたり。事前に自慰して抜いておいたりとか。

実を言えば女性からすれば、男性が思っているほどイカせてくれるって大事なことでもなかったりして。それより心を通じさせていてくれることのほーがよっぽど大切だったりで、円周率とか言語道断なわけですよね?

女の「イッたふり」というのは優しい嘘ですが、男の「イクまで黙って円周率」というのもやはりそんな異性への気遣いだと思うのです。あ、問い詰めても無駄です。女と一緒で、ヤッてる最中そんなだったなんてこと、男だってゲロしませんから。

そういうことはやっぱり、お互い秘密にしておくのが幸せなんだと思います。

変に「私はなんでも恋人に打ち明ける」みたいなスタンスをとるもんじゃないだろうと。思いやりの末の不誠実なら、そのほうがいいじゃないか。

そんなことを思って書きました。

一発書き系。








/619ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ