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タンバリンでできたオーロラ
第36章 セキュリティ・システム
「キー・パーソンはコールドスリープのような状態で永遠に眠り続けることになる。それがわかっていないわけじゃないだろう」一嗣はそう言った。「ええ、わかっているわ」私は答えた。

「君でなくてはならない理由はない」一嗣はそう言った。「そうね。でも、私ではいけない理由もない」私はそう答えた。

「どうして?」一嗣はそう言った。「それを教えるつもりはないわ」私は答えなかった。

私は頑な態度を取り続け、そして一嗣は折れた。彼が私の動機を確かめることができないのと同様に、私にも彼がどういう気持ちで折れたのかを確かめる方法は、やはりなかった。
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