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タンバリンでできたオーロラ
第40章 進路指導(シナリオ版)
甘露:そう。あの頃の私にとってオチンチンってヒーローだったのよ。
進路:特にお兄様のオチンチンがそうだったわけですね。
甘露:うん。
甘露:てか、アレなわけだよな、お前、自分がオチンチンになりたいって思ってたってことだよな。
甘露:そうね。よくある変身願望かもしれないね。
進路:いや、そんな特撮ヒーローみたく言われても。
甘露:巨大化とか、硬くなったりとか、分離とか……お兄ちゃんの影響でアニメのロボットものとか好きだったから。射精なんかもう完全に必殺技のノリだよね。羨ましくてしょうがなかったわ。
進路:あー。……って、オンナだって潮噴けるじゃん。
甘露:んー、お兄ちゃん、そこまでしてくんなかったし……当時は私もそんなこと知らなかったしね。
進路:ああ、そうだね。それにしても、お兄ちゃんも相当だよな……。俺、妹にそんな事したことないぞ。まあ、風呂も小学校高学年で、もう別々になったけど。
甘露:しかし危なかったよなー。進路調査でソレわかって良かったんじゃね? そのままいってたらさ……。
進路:うん……でもお兄ちゃんちょっと可哀相だったなー。
進路:なんで?
甘露:「なんか、担任の先生がこれはSOSですみたいな事言いだしてさ
進路:んー? ああ……お兄さんのせいにされたのか。
甘露:そう。
進路:えーじゃあお前お咎めなし?
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