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タンバリンでできたオーロラ
第5章 キリングス・オブ・キングス ~禁断デュエル 処女開封~

 ポン、とこのみの肩を叩くと、祐希はギャラリーを掻き分けてショップの外へと消えた。その後ろ姿に見とれながらこのみは憧れの気持ちが湧き上がって来るのを感じていた。

(かっこいい……えっと、神沢祐希さんって言ってたよね、お名前。私もあんな風に強くなれたら……あっ!)

「……やだっ!」

 今更ながら、まだ下着姿のままの自分に気づく。顔を真っ赤にしてそそくさと服を着ると、このみも退散した。

 あとに残されたのは、今の鮮やかな逆転劇を熱く語るギャラリーたちと、茫然自失のワタルだった。

「ぐ、ぐぞぉ……恥をかかせやがって、あの女……神沢祐希……憶えてろ……」






《キリングス・オブ・キングス ~禁断デュエル 処女開封~ 上手く書けないので了》

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