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らぶあど encore!
第5章 glassの鎧
三広は脱力して亮介に寄り掛かり深い溜め息を吐いた。


「ああ……つ、疲れた。
全く……祐樹の奴がテキトーな事言うから……」


亮介は大きな手で彼の背中を労うように叩いた。


「お疲れリーダー!
……あ――言われてみりゃ疲れたな。
なんか甘いもん食いたくなったな~
フォーティーワンアイスクリームでも寄るか」


三広はワーイと手を挙げて賛成した。


「おい!野村、アイス食いに行こうぜ」



寝ぼけた野村を引っ張り男三人でエスカレーターに乗り込むが、ふと三広がボソリと呟いた。


「ねえ……
なんか、野郎三人でアイスクリームショップ……痛いね」


「ハハハハ!そんなの気にしてたら生きていけねーよ!」


亮介は三広の尻をバーンと叩いた。



「ギャッ!お前、何故挨拶代わりみたいに俺を殴るのさっ!
野村は殴らないのに――!」

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