この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
らぶあど encore!
第3章 魔性の女達
「Sビルの前まで!」


野村は運転手に指示した。


あぐりが今頃そこでCM撮影の仕事をしている筈だ。


話をする時間はないかも知れないが、顔を一目でも見たかった。


野村は、あぐりを一度抱いて、それからは唇は重ねたりしたが、それ以上の行為には及んでいない。


彼女も野村を憎からず想っている筈だが、やはり、まだ稲川の事を引き摺っているのだろうか?


それとも、野村が奪うのを待っているのだろうか?


その考えは直ぐに打ち消された。
あぐりの性格からして、待ちの体勢はあり得ない。


――多分、俺にはまだあぐりの全てを夢中にさせる魅力が足りないのだ。


"好きなら、さらっちまえよ"


祐樹の言葉が頭に過り、一人後部席で苦笑した。


「簡単に言うなよな……
全く」
/1133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ