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弟プレイ
第11章 蒼 eyes.2 姉の情事
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『……め、あ……っ』
「ん……?」
微睡みに重く沈んでいた意識が、何かの物音に目を覚ます。
あれ? 俺……いつの間にか、寝てたのか?
学校から帰宅して、制服の上着だけを脱いだ格好でベッドに横になっていたら、いつの間にかうとうとしていたらしい。
――ギシッ。
微かに響くスプリングの軋む音。
最初は自分のベッドからか、と思っていた。
いや、違う。
『……ぱい、あっ……ん』
よくよく耳を澄ましてみれば、そのベッドの軋む音は俺の左隣。
つまりは、姉貴の部屋から聞こえていた。
ギシッという音に混じって、微かに聞こえる甘みを帯びた女の声。
うつらうつらとしていた思考が、めまぐるしい勢いで覚醒していた。
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