この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
弟プレイ
第12章 蒼 eyes.3 それでも…
 

「私……立花くんのことが好き。ずっと、好きだったの」


夕暮れ時の朱に近いオレンジ色に染まる、放課後の教室。

日直としての仕事を片付けていた時だった。

黒板消しを手にクリーナーを掛けている横から彼女が近づいてきたかと思うと、背後から抱きつかれていた。


「いきなり好きって言われても……」


正直、返答に困る。

しかも不意打ちで後ろから抱きつかれてるし。

好きな女なら喜んで受け入れたいところだが……彼女はそういう対象には見ていない。

よって、まずはその身体を引き剥がすことを先決に考えた。


「とりあえず、落ち着いて話をしよう?」

「私のこと……嫌い?」


さりげなく肩を掴んで離そうとしたのが、却ってあだになったらしい。

 
/339ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ