この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater12.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
弟プレイ
第13章 続編,疑似新婚生活?
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
「じゃあ二人とも、私がいない間…留守番を頼むわね」
「うん。お父さんによろしくね」
「道中、一応気をつけてな」
蒼と二人で玄関に並び、簡単な手荷物を肩に掛けたお母さんを見送る。
私達も、もう大きいのもあり。
仕事の関係で単身赴任中だった父が、通勤中に事故に遭ったらしい。
……とは言っても、飛び出してきた車に驚いた父がその場で転げ落ち、ぎっくり腰になったという。
不幸中の幸いで、軽い程度のものだった。
しかし医者の話では、仕事を出来るまで回復するにはしばらく安静に。とのことらしく。
心配したお母さんは急遽、父の単身赴任場所へ向かうことにしたのだ。
「行ってきます」
「「行ってらっしゃい」」
二人同時に、見送りの手を軽く上げる。
玄関の戸を開けて出ていくお母さんの背中が、思い出したように『あっ』と声を上げて立ち止まった。
「そうそう。私がいないからって、羽目は外さないようにね」
![](/image/skin/separater12.gif)
![](/image/skin/separater12.gif)