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刻まれた性
第4章 表の顔…
そろそろ今日の現場に近づいてきた。


マネージャーの運転する車の後部座席で、


いつの間にか眠ってしまっていたが、


いつもの収録スタジオに近づいてきた気配は、


窓の外を見なくても、


車の挙動でなんとなくわかる。


関係者用の駐車スペースへの入り口付近は、


今日も入り待ちのファンで溢れていた。
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