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死んだあなたに逢いたくて
第2章 2年記念日

そう言うと逢沢さんは部屋を後にした。

わたしはベッドに転がって
達哉に逢ったことを思い出していた。

達哉……
あれからわたしたち
どうしてるんだろうね…

映画を見たらホテルとか…?
2年の記念日だもんね。
もっと一緒に居たかった……。

わたしの頬に涙が伝って
ベッドに小さな染みをつくる。

わたしは会員カードと一緒に渡された
料金案内を読んだ。

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