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第6章 　ホットミルク.

「なに締め付けてんの…」


「ふっ…あぁっ」


熱くなった耳元で囁く彼の意地悪な言葉が徐々にアタシを限界へ追いつめる


ぐちゃぐちゃと部屋に卑猥な音が響いて、アタシから溢れた蜜が太ももを伝った






「淫…乱…」



「っ…!!」



渚くんの媚薬のような甘い声が頭のなかに響いて、脳内がしびれるようだった


瞳からぼろぼろと涙が零れる



「ぁっ…ぁぁっ…!!」


カラダがこわばってのぼりつめそうになる

爪先にピンと力が入って、目をギュッと瞑った



「イケよ…」


しかしそんな言葉とは裏腹にアタシを煽る手を緩める彼


「んんっ…やだっ」


「ん…?」


ゆるゆるとした刺激に、下腹部の奥がキューンと疼いて一層彼の指を締め付ける


「ゃっ…ん…やめちゃ…や…」


…彼を求めてしまう


「だから…!?」


「ひぅっ!!」


ツーっと首筋を舌でなぞられて、ビクリと腰が浮いた