この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第4章  楓─maple─.



しかし、微妙な空気のなか、突然このオトコがとんでもないコトを言い出した


「……要するに楓のヤツが、ロリコンなのはわかった」


はぁ!?


「うわー、そんなコト楓くんに言ったら渚くん半殺しに合うよ」


「じゃ、やっぱアイツ鬼じゃん」


「ちょっと!!」


楓のコトを鬼呼ばわりする渚くんを軽く睨む


「楓のコト悪く言わないでよっ!!」


「はぁっ!? なに言ってんの、お前。楓はお前にだけ甘いんだよ…ってか、これでわかった」


「なにが?」


アタシの口がどんどん尖る


「楓が恋愛沙汰に疎い理由…」


「はぁ!?」


恋愛って…彼女とか?


楓に恋人っ!? 彼女いるの!?


「なにそれっ、楓、彼女いるのっ?」


顔を真っ青にして、焦って突っかかるアタシの様子に渚くんがお腹を抱えて笑い出す


「ははっ!! なにお前…その歳で、ヤキモチ!? 実の兄貴にヤキモチとか、お前相当イタイよ…」


渚くんに笑われて頭にきて顔が赤くなった



だって…図星だもん


「笑わないでよ!! アタシは楓 一筋なのっ!!」



もう、渚くんこそ どっちが鬼で悪魔なんだ

/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ