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初めての×××をあなたに
第10章 辿り着いた想い
「あれ、永瀬くん。と、あの子誰だろ」
「……………っ!」
「…………ねぇ、麻友………私、へん……なんで涙が出てくるんだろ……」
美月の目からは涙が溢れ、頬を伝っていた。
「………美月………」
麻友は美月の手をギュッと握った。
「大丈夫?」
2人でベンチに腰掛ける。
「……ごめんね。ほんと変だよね。陸が誰といようと関係ないのに」
「……祥吾くんにはそっと見守れって言われたけど……。涙が出るのは……永瀬くんが好きだからじゃないかな」
「陸と私は友達だよ」
「うん。でもね、友達だと思ってても好きになっちゃうことはあるんだよ。美月は永瀬くん自身のことをどう思う?」
………私が、陸を好き?
浮かんでくるのは口の悪い意地悪な陸。
だけど、いつだって私をフォローしてくれて……。
「麻友………私、何で今まで気がつかなかったんだろう………」
また美月の頬を涙が伝った。
「……………っ!」
「…………ねぇ、麻友………私、へん……なんで涙が出てくるんだろ……」
美月の目からは涙が溢れ、頬を伝っていた。
「………美月………」
麻友は美月の手をギュッと握った。
「大丈夫?」
2人でベンチに腰掛ける。
「……ごめんね。ほんと変だよね。陸が誰といようと関係ないのに」
「……祥吾くんにはそっと見守れって言われたけど……。涙が出るのは……永瀬くんが好きだからじゃないかな」
「陸と私は友達だよ」
「うん。でもね、友達だと思ってても好きになっちゃうことはあるんだよ。美月は永瀬くん自身のことをどう思う?」
………私が、陸を好き?
浮かんでくるのは口の悪い意地悪な陸。
だけど、いつだって私をフォローしてくれて……。
「麻友………私、何で今まで気がつかなかったんだろう………」
また美月の頬を涙が伝った。