この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あたしに全部見せなさいっ!
第10章 あたしに全部見せなさいっ!

 赤い唇に誘われるように、自分の唇を押しつける。
 むにゅっとした柔らかい感触。もう何度かキスはしてるから、戸惑わないもん。
 お風呂に入りたてなのか、柚留の体からは清潔そうな石鹸の匂いがした。いい匂い……。
 わずかに口を開けて柚留の唇をすっぽりとくわえると、柚留が小さくくぐもったような吐息を洩らした。それから手を伸ばして、あたしの頭をそっと引き寄せる。

「はぁ……」

 何度か舐めあって、唇を離すと、溢れた唾液が銀色の糸を引いていた。

「まりねちゃん、シャンプーの匂いがする……、いい匂い」

 柚留はあたしの髪に顔を埋めた。そんな行動に、ドキドキする。

「……いっぱい走って汗びっしょりだったし、お風呂入ったもん。柚留も石鹸の匂いがする」

 お互いに、同じようなことを思っていたことに、ちょっと嬉しくなった。
/220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ