この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あたしに全部見せなさいっ!
第11章 エピローグ

「恋をして、変わったんだね、まりね。ちゃんと思いやりも持てるようになった? もうダメだからね、森永くんにレズとか言っちゃ」
「……はーい!」

 そんな話をしていた時。定員さんに連れられ、ようやく柚留と西木くんが来た。
 柚留は図書委員の仕事、西木くんはいつもの補習だったらしい。
 柚留はあたしの顔を見るなり、ぎょっとした顔で尋ねてきた。

「ど、どうしたの!? 泣いてたの?」

 多分もう、涙は引っ込んでるけど。顔が赤かったり、目がうるうるだったり、泣いたあとはばりばり残ってるみたい。
 あたしはふるふると首を振った。

「なぁんでもないよっ」

 柚留の袖を引っ張って、あたしの隣に座らせる。
 柚留の手を、ぎゅっと握った。柚留も同じように、あたしの手を握り返してくる。
 そんなことにすら、ドキドキや幸福感を覚えて幸せになっちゃうんだから、本当に恋って不思議。
/220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ