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あい、見えます。
第3章 見つけ出して



■見つけ出して



9月とはいえ、2時過ぎの日差しは強烈だ。
薫は図書館のブラインドの角度を変えながら、吹抜けの硝子越しに反対側に見える学習スペースに座る親友の姿を眺めた。
日焼け止めを塗っているとは聞いていたが、週5日、日傘も無く図書館を往復しているのに、全く日焼けした様子が無い。
自分は、こないだサンダルで脱出ゲームなる屋外のイベントに参加させられただけで、足にくっきりサンダル焼けの跡がついたというのに。

(何でも誘われたまま着いて行っちゃ駄目ねー)

苦笑しながらブラインドを少し傾けると、受付に戻りながら、ふと、薫は彼女を追いかけて訪れたという男を思い出していた。



あの渋めの男は、それから彼女と会話をしたのだろうか。



時々、図書館に来ているのは気付いていたが、8月中は夏休みシーズンで子供の来館が増えてしまい、受験生が2階の勉強スペースにも溢れたりしていたため、様々な雑務に追われ、彼とは会話も出来ていない。
メールアドレスは教えたが、案の定、男からの連絡は無く、薫からコンタクトを取ることは出来ていなかった。
ふと思い出したのは、何かの知らせだろうか。

(佐々木…、なんだっけ。シン?)

カウンターに戻った薫は、興味本位で佐々木の名前をパソコンに打ち込むと、貸出履歴を呼び出した。

(佐々木、シン…。住所が、)

親友が引っ越した時にマンションの名前を聞いていたのが正解だった。
マンション名を入力すると、佐々木の名前は、あっさりヒットした。
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