この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第7章 ■お屋敷へ…
茉奈の同意を取り付けた後の、慎弥の動きは早かった。
まだ世慣れていない茉奈を上手に諭すと、速やかに何枚かの書類にサインをさせ、茉奈に荷物をまとめるように指示した。
そして、春日に着替えを命じると、洸弥を連れて、車を寄せてくる。と告げて、去った。

「ふぅ……!」

(なんだか、凄く忙しい感じ)

茉奈は春日と2人きりになり、ようやくひと息ついた。

「あの方達はいつもあんな感じよ。……忙しくて驚いた?」
「少し。でも、もう、決めたことだから…」
「そう…。流石、度胸があるわね。」
「そんな、度胸なんて。」
「私が貴女くらいの年だったら、パニックになってベソかいてるわ。きっと。」

(私も…春日さんが居なければ…ううん、今でも気を抜いたら、泣きそう、だけど…。)

そう思ったが、それを言ったら自分が弱気になりそうで、口には出せなかった。

茉奈は話題を変えようと、わざと明るく言った。

「着替え。って言っていたけど、あれは何のことかしら…」
「外に出ていける格好に、という意味だと思うけれど、お屋敷への御目通りだったら、少し、正式な衣装が必要ね」
「ドレスとか?一応フォーマルならいくつか…」
「けれどさっきのお二人の口ぶりだと、衣装は用意してあるってことだったから…。もしかして!」

2人には思い当たる節があった。

そう、先ほど届けられた、段ボールの荷物である。
/92ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ