この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第7章 ■お屋敷へ…

「お淹れしましょうか」

メイドが笑顔で語りかける。茉奈がチラリと春日の方を見ると、

「いいんじゃないかしら。旦那様にお会いするまでには、多分30分くらいは間があるし」

そう春日が言うので、茉奈はメイドに紅茶を淹れてもらうことにした。

窓の外にはのどかな風景が広がっている。どうやらここは山の中腹にあるらしい。
左右対称の庭が見えて、気持ちがいい。

メイドは、紅茶を淹れて、壁に立てかけてあった掃除用具を手にすると、「ごゆっくり」と言って去っていった。

春日と茉奈は、向かい合って紅茶に口をつけた。
しばしの静寂の中、先に口を開いたのは茉奈だった。

「……旦那様、って。どんな方なの」

春日は一瞬答えに迷ったようだが、すぐに笑顔を作って

「そうね、お歳は60歳過ぎ。厳しいほうだけれど、若いひとには、優しいところもあるのよ」
「でも、パパとママを…」
「――しっ。ここは蘇我製薬の研究所なのよ。」
「……ごめんなさい」
/92ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ