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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第2章 ●わたしの吐息が溶けていく…
絶対に、薬は12時間以内に飲まなければならない。
そうしないと「先天性のアレルギー」が出てきてしまう…。

初潮を12歳で迎えてから、ずっとそう言いつけられてきた茉奈にとって
もう、10時間以上がゆうに過ぎている、という今の現実は恐ろしいものだった。

止まらない、膣内のわずかな痙攣。
熱く火照ってくる身体。
そして、時折やってくる、あの突き上げるような、子宮口近くのわななき。

(あぁ…また来る…また来ちゃう…!)

―― ど く ん !

「アぁ…!……ハァ、ハァ、ハァ…」

全身が、熱い。包帯を巻いて奪われた視覚と、耳栓によって極端に鈍らされた聴覚。
椅子の肘掛けと椅子の足に縛り付けられた手足だけが、妙に冷たかった。
先ほどまで茉奈の耳元で囁きかけていた女は、数メートル離れたところから、まるで観察するかのように、茉奈を見つめている。

「…あぁ…ぁアあッ…。ん、くぅ…!ハァ…ハァ…ッ!」

茉奈の膣内のわななきは時を追うごとに強くなってくる。
白いスリップの下、ピンクのパンティに隠された秘所では、
濡れそぼった大陰唇がパックリと口をあけ、
その中央でヒクヒクと動く小陰唇は、透明な粘液で光っている。

(あああ…!また来る!またあれが来ちゃう…っ!)

―― ど く ん !

「アァァァ…ッ!…ハアッ!ハアッ!」

体内を脈動が襲うたびに、茉奈の肢体が跳ね上がる。
白い肌がピンク色に染まり、黒い髪と相まって、淫らな白雪姫のようだ。

その時。女は時計を見る。最後に薬を飲んでから12時間が経過していた。

「……そろそろね」

女はそう呟くと、先ほどまでシチューを少女に与えていたスプーンを
手元のナプキンで拭うと、それを持って彼女に近づいた。
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