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第1章 鞭打たれる女

かんなに鞭を振るっている長身の女性が長い鞭を振り回している…

身長１７５センチを超えるエリカ女王様である…

空中を回っていた鞭がうち震えるかんなの裸体に振り下ろされた…

ビシィィィィィィィィィィィィィィィ！！

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！」

かんなの悲鳴が地下室に響く…

鞭がかんなの背中に当たり腹を半周して巻きついた…

かんなはのけぞった姿勢のまましばらくは身動きも出来ず息を詰めてじっと痛みが遠ざかって行くのを待っていた…

脇腹にはみるみるうちに幅30㎝はあろうかというミミズ腫れが一本鞭の当たった箇所に盛り上がっていた…

エリカ女王はふたたび思い切り鞭を振り上げる…

ビシィィィィィィィィィィィィィィィ！！

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！」

絶叫を上げてかんなが顔をのけぞらせる…

吊り上げられた状態で縄がキリキリと音を立てていた…

「もっときれいな悲鳴をあげなさい！」エリカ女王が怒る…

「は…はい…」か細い声でかんなは顔中を涙で濡らして嗚咽している…

エリカ女王の力任せの一撃が、かんなの背中を襲った…

ビシィィィィィィィィィィィィィィィ！！

「ぎゃああああああああああああああ！！」

かんなは全身が硬直したように弓なりに反っている…

背中には赤紫の鞭痕がくっきり浮き出ていた…

かんなは身体をガクガク揺すりながら、苦しげに呼吸をしている…