この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater32.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Complex
第2章 始動
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
ぐったりと横たわる友香の体を綾瀬は綺麗に拭き取る。
恥ずかしいけれど、それを訴えるほどの体力が残っていない。
綾瀬は横たわると、そのまま友香の体を腕に抱く。
腕枕をされる格好のまま、目の前に広がる柔らかい筋肉。
無意識に友香はその胸筋に手を置く。
「ね、一緒にお風呂入ろう?」
シーツで体を隠しながら、友香は首を振る。
「今さら、恥ずかしいとか?」
「いつだって、恥ずかしいですよ?」
「あーあ。山口君にトレーニング激しくするように言わないと」
そう言いながら、彼はゆっくりと友香のお腹を揉むように触る。
「だから、ダメって…」
見上げると、優しそうに微笑む綾瀬の顔があった。
「ね、もう一回しようか?」
「無理!死んじゃうっ」
「あはは、やっぱり?体力もつけないとねー」
「綾瀬さんがタフ過ぎるんですよ」
「伊達に鍛えてないし?でも、いいダイエットになったでしょ?」
確かに。
後半はスタミナが切れて息をするのも苦しかった。
脚はいまだにガクガクしていそうだ。
「綾瀬さんって、何歳なんです?」
「言ってなかったっけ?今年41になったかな。おじさん?」
「見えないっ。魅力ある大人の男ですよ、綾瀬さんは」
41歳。
思ったよりも上だった。
それなのにこの体力、行動力。
羨ましい。
そう言葉に出そうとしたものの、気がつけば睡魔に襲われる。
恥ずかしいけれど、それを訴えるほどの体力が残っていない。
綾瀬は横たわると、そのまま友香の体を腕に抱く。
腕枕をされる格好のまま、目の前に広がる柔らかい筋肉。
無意識に友香はその胸筋に手を置く。
「ね、一緒にお風呂入ろう?」
シーツで体を隠しながら、友香は首を振る。
「今さら、恥ずかしいとか?」
「いつだって、恥ずかしいですよ?」
「あーあ。山口君にトレーニング激しくするように言わないと」
そう言いながら、彼はゆっくりと友香のお腹を揉むように触る。
「だから、ダメって…」
見上げると、優しそうに微笑む綾瀬の顔があった。
「ね、もう一回しようか?」
「無理!死んじゃうっ」
「あはは、やっぱり?体力もつけないとねー」
「綾瀬さんがタフ過ぎるんですよ」
「伊達に鍛えてないし?でも、いいダイエットになったでしょ?」
確かに。
後半はスタミナが切れて息をするのも苦しかった。
脚はいまだにガクガクしていそうだ。
「綾瀬さんって、何歳なんです?」
「言ってなかったっけ?今年41になったかな。おじさん?」
「見えないっ。魅力ある大人の男ですよ、綾瀬さんは」
41歳。
思ったよりも上だった。
それなのにこの体力、行動力。
羨ましい。
そう言葉に出そうとしたものの、気がつけば睡魔に襲われる。
![](/image/skin/separater32.gif)
![](/image/skin/separater32.gif)