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君をいつか・・・君がいつか
第1章 社交界
昨日の事早くも会社で話題になっていた

「なんでもこの会社の子なんだって、誰だろう?」

友達が瞳をつついた

「瞳一夜で話題の人に・・・」

「言わんといてよ、うち嫌いなんじゃけ」

「わかった・・・しかしビフォアフタだったよ、化粧品くらい買いなさいよ」


「まあ、そのうちにね」


「祝会しようや、今日くる?瞳」

「今日はデートじゃ」


「そうか、いよいよか?いいね瞳」

「うん」って頬を赤らめた


昼休み、瞳の携帯がなった

「なんで?そういうん?昨日ゆうた事なかった事に?嘘じゃろ?」

「え?・・・・」


携帯切って、だらしない顔ぐちゃぐちゃに・・・・・うわん・・・ぐぐすん・・・・あん・・・・・あん


社内に響き渡るようになきはじめた

「瞳・・・落ち着きなさい」

「だってまた、うちふられてしもうた・・・ぐぐすん・・・」

「ほら、お鼻チュン、お目目も拭きなさい」

「これじゃあいつまでたっても、うち結婚できん。お見合いしとうないのに、金つんで相手をてなづけてるうちの親たち」


副社長が廊下を歩いていた


「おい?ここ幼稚園か?」

「めっそうもございません、しかし副社長と心境同じ方いたんですね」


「何故だ?」

「結婚相手連れて行けばことごとく金つんで相手を納得させる、親たち」

「しかし、あの社員、可愛い、一応調べておけ」

「はい、かいがいしくお世話している方ですね」

「いや、あの社員は腹黒い、今泣いている方だ、犬ころみたいで可愛いでないか?」

「いや、悠さん趣味変わりました?」


「つべこべ言わず調べておけ」



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