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第1章 社交界

捕まえたが、口を割りそうにもなく

「聞きたければ、瞳の父親か、副社長の父親に聞けばいいけど、口割らないと思います」

「何故？」

「お二人のご両親、二人が出会う事すら険悪気味、ましては、副社長が瞳さんを探していると知れたら、お見合いも急いでしまいます。」


「副社長さん、気があるならば、瞳さんを・・・・単なるもの好きならやめてください、構わないで、会社くらいあの父親なら壊しかねない」


「しかし、花本さんこういう事知っているのか？」

「いいえ、瞳お嬢様は知りません」


「ん？お嬢様？なんて呼び方なんだ？」


ヤバ・・・・つい口が滑った

「おい、話すまで帰さない」


「人には言いたくないけど、口を滑らしたからなは・・・・」



「花本 瞳お嬢様は花本物産の一人娘
元華族だと、旦那様は言ってますが
二人のご両親は昔仲良い友達
副社長の父親と瞳お嬢様の母は昔付き合っていたが、瞳お嬢様の父は母がお金持ちだと知って副社長の父親から奪いとって・・・・今にいたる、いがみ合っても仕方ないんだけど、瞳お嬢様が自宅に連れて行くと品定めが始まり
相手に金がいいか？トップがいいか？って迫る訳です、」


「好きになったなら、偽装結婚でもしなければ、付き合うって無理だと」


「親父達が、絡み合っているんだな？よーし、とちめてやる」