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第2章 土曜日

平和の破壊者の正体は
―—悠....年子の弟だ。


我が家加藤家の部屋割りは当たり前と言われたら当たり前なのだが：

父＆母
姉＆私
兄＆弟

となっている。
その為私と悠は違う部屋なのだが
姉はもうとっくのとうに用事で家を出たらしく、私は一人で部屋で爆睡。
きっといつまで経っても部屋から出て来ない私を起こす為に弟が派遣されたのだろう笑


でも...そう簡単に起こされるワケにはいかない!!



「もー....あと１分....。」

弱々しく反抗してみるが、
・・・・効くワケない。


じとーっと
「早く起きろや」
という視線で見つめてくる悠。



眠いんだもん......。
身動きもせずに目を堅く閉じる。

そして....、


「お願い.... 悠大好き....。」



こ、これでどうだ！
必殺技を試みてみた。