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第2章 めぐみの巻 売る女

ここはショッピングモールのフードコート

いかにも露出が高い白のワンピースを着た女が辺りを見回している

休日と違い平日の昼はサラリーマンが多い
目星を付けたのか、女は高そうなスーツを着た見た目３０代半ばの男性に声を掛ける

『お兄さん！今いくら持ってる？』

『えっ…！』

いきなりの問いかけに戸惑う男

『だ・か・ら・！今、お財布にいくら入ってるの？』

前屈みになり上目使いで再び問いかける

ワンピースの裾から覗かせる乳首をチラチラ見ながら思わず

『３５０００円かな…』

『それじゃあ〜♪
その３５０００円で気持ちいい事しない？』

美人とはいかないが愛くるしい笑顔に思わずＯＫしてしまう

『交渉成立ね♪』

ニッコリ微笑むと男の手を引き身障者用のトイレ向かう


彼女の名はめぐみ ２７歳
海外出張の多い夫と５歳の娘がいる主婦
そしてもうひとつの顔がある…
それは浪費とセックスが大好きな女である事だ

今日このショッピングモールで見つけた欲しい物を買う為に見知らぬ男に股を開く