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ガラスの靴がはけなくても
第8章 眠りたくない夜
ゆっくりと舌の先で円を描くように磨かれて、丁寧に扱われてるのに私の身体は跳ねるほどに感じる。
外を触られてるのに奥もぎゅうって熱くなる。


「あっ、あっ…やぁんっ!んっ…?!」


ただでさえ、恥ずかしいのにそれを煽るように腰の下にベッドにあったクッションを差し込む。


「やだっ…!も、恥ずかしい…やだよぉぉ」


とっさに両足を閉じるけど、膝を掴まれ直ぐさま露にされてしまう。
クッションの分さっきよりも高い位置にされてる分はっきりと見えるのは当たり前のこと。


「よく見えるな。恥ずかしいことされてこんなに濡らしてるとこ。ほら、見てるだけで溢れてる」


「んんんっ!!やぁ…んっ」


「俺に乱されて感じてる莉乃、綺麗だよ。もっともっと見せて」


私は飴と鞭を使い分ける部長に弱い。
飴が2割なら鞭は8割を占めているけれど。

再び埋められた指。
じれったいくらいにゆるゆると動かされ、その上の秘芽を舌でぐちゅぐちゅに擦って吸われる。


「も、待って…!またっ…やぁっ、ああっ!イッちゃうっ!やああああっ……」


同時の刺激に上り詰めるのなんてあっという間だった。



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