この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
brass button
第2章 告白 -祐樹side-
繋いだ手を離したくなくて。
ゆっくり歩いたが、あっさり駐車場にたどり着いてしまう。
助手席に理香を座らせ、後部座席に二人分のカバンを乗せる。

「精算してくるから、ちょっと待ってて」

財布を手にし、車から離れる。
駐車場代の精算のついでに、隣に並ぶ自販機で温かい缶コーヒーとミネラルウォーターを買う。

運転席に乗り込み、缶コーヒーとミネラルウォーターを、理香の左右の頬にそっと当てる。

「熱っ!!冷たっ!!」

理香の良すぎるリアクションに、俺は声を出して笑った。

「どっちがいい?」

「うーん…どっちも!」

「じゃあ、はい」
希望通り…理香の膝に缶コーヒーとミネラルウォーターを置く。

「…嘘だって!ミネラルウォーターだけでいい」
慌てて缶コーヒーを俺に押し付ける。
その一連の動きがまるで小動物のようで、堪らなくかわいい。

/521ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ