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第4章 けじめ -祐樹side-

「えぇー！いつの間に？
いつの間にそういうことになってたの？
そのこと南山さんたちは知ってるの？」

お袋の高い声が寝起きの頭に響く。

「昨日。仕事で偶然会って、帰りに飲みに行って。
だから、理香んちのおじさんとおばさんは知らないと思うけど」

「はぁ？！昨日？結婚の意味、わかってるの？
遊びじゃないのよ？一生の問題なのよ？」

完全に興奮状態のお袋を親父と宥め、昨日、理香に話した自分の気持ちやこれからのことを話した。



これって、どんな羞恥プレイ？

でも、最終的には、中途半端な気持ちではないことが伝わったのか、納得してくれた。

というか、結婚相手が理香であることには大喜びなんだろう。