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第4章 けじめ -祐樹side-

手早く食事を済ませ、向かうは理香の家。
本日2度目の理香の家のリビング。

目の前には、朝と同じ光景。
違うのは隣に緊張した顔の理香がいること。

「話は、祐樹くんから聞いたよ」

「うん、びっくりさせちゃったよね。
私もびっくりしてるけど」

「いきなりだったから、驚きはしたけど…。
二人で決めたことなら反対はしない。
祐樹くんと幸せになりなさい」

「ありがとう」

理香んちのおじさんと理香は、お互いに照れくさいのか、ぎこちない会話が続く。

そんな空気を打ち破ったのは、理香んちのおばさんだった。

「祐樹くん、せっかくだからお父さんの晩酌に付き合ってあげて」

そう言い残し、さっさと晩酌の用意を始める。