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恋愛レッスン?
第2章 愛
「いけないかな?」
ゆっくりと美咲の方に向き直ってそう聞けば
「いいえ。心行くまで束縛してやってください」
と美咲も笑顔で答えた。
「じゃぁ、仕事が終わったら迎えに行くよ。後でメールで店を教えて」
そう言って、食堂を出た清水さんはいいけど
後に残された私は針のむしろだった。
これで私が清水さんのメアドを知っている事も間接的にバレた。
清水さん、束縛したことないって練習なのに半端ないな。
「ふ~ん。清水さんか。いい人見つけたね」
ううん。束縛の練習なの。
誰が聞いているか分からない食堂でそれは言えない。
「美咲はイケメンは嫌いだから清水さんも射程圏外だよね。
だからって橋本さんもどうかと思うけど」
「清水さんクラスは別でしょう~!だってきっと凄く稼いでるもん」
「は?」
「イケメンはそれをいいことにオンナに寄生するから嫌なのよ。
エリートはそれを鼻にかけるから嫌い」
「・・・・・」
「清水さんはエリートってことを自慢しなさそうだし、
あれぐらい稼げばオンナに寄生もしないでしょ」
「・・・・」
「でも心配しなくても清水さんに興味ないわよ」
「・・・・」
「それより、橋本さんの事大声で言わないで!
他に狙っている人がいたら大変でしょ」
って・・・
それこそ橋本さんを狙っている人なんて、めったにいないと思うけど。
ゆっくりと美咲の方に向き直ってそう聞けば
「いいえ。心行くまで束縛してやってください」
と美咲も笑顔で答えた。
「じゃぁ、仕事が終わったら迎えに行くよ。後でメールで店を教えて」
そう言って、食堂を出た清水さんはいいけど
後に残された私は針のむしろだった。
これで私が清水さんのメアドを知っている事も間接的にバレた。
清水さん、束縛したことないって練習なのに半端ないな。
「ふ~ん。清水さんか。いい人見つけたね」
ううん。束縛の練習なの。
誰が聞いているか分からない食堂でそれは言えない。
「美咲はイケメンは嫌いだから清水さんも射程圏外だよね。
だからって橋本さんもどうかと思うけど」
「清水さんクラスは別でしょう~!だってきっと凄く稼いでるもん」
「は?」
「イケメンはそれをいいことにオンナに寄生するから嫌なのよ。
エリートはそれを鼻にかけるから嫌い」
「・・・・・」
「清水さんはエリートってことを自慢しなさそうだし、
あれぐらい稼げばオンナに寄生もしないでしょ」
「・・・・」
「でも心配しなくても清水さんに興味ないわよ」
「・・・・」
「それより、橋本さんの事大声で言わないで!
他に狙っている人がいたら大変でしょ」
って・・・
それこそ橋本さんを狙っている人なんて、めったにいないと思うけど。