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恋愛レッスン?
第6章 ン
俺は店を飛び出した真子ちゃんを視線で追いかけて。
いつまでも店の入り口を眺めていた。

「おい。追いかけなくていいのか?」
今まで真子ちゃんが座っていた席に、いつの間にか大将が座っていて。

「い・・・・え。フラれたみたいです」
そうつぶやくのが精いっぱいだった。

「あ?今まで、おてて繋いでイチャイチャしてたのに?」

「次の恋は上手く行くわ。と慰められました」
「あ~・・・そうか」

「俺が、言いたいことも分かってるって言われました」
「へ~」

「合コンに行くって言ってました」
「へ~」

大将はたいして気にした風もなく
「飲むか」
と強い酒を店員に持ってこさせた。

「あ。いえ。明日もあるんで」
「関係ねぇよ。好きなオンナにフラれたんだ。飲め」

そう言って俺と大将は遅くまで二人で飲んだ。

山崎君と井上さんもかなり遅くまで二人で飲んでいた。
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