この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
面影
第5章 茉莉花
茉莉花には、
男の気配が全くなかった。
あれだけの容姿を持つのだから
例え、性格が悪かったとしても
とっかえひっかえしようと
思えば出来た筈だ。
茉莉花の場合、
あの容姿に加え、性格もイイから
尚更フシギだった。
『…棗。明日、買い物に付き合って
ほしいんだけど。』
ボーっとしていると突然、
母さんが話しかけてきた。
『あ、うん。いいよ。
でも、午前中はサッカーの
約束してるから、出れるの
お昼になっちゃうよ?』
『構わないわ。車で迎えに行くから
ついでに外でランチでもしましょ。』
『ん。分かった。』
母さんがニッコリと笑顔を向ける。
顔こそ似てないものの、
声や雰囲気、仕草は母さんと
茉莉花はよく似ていた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


