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私の可愛い変態ペット
第2章  下僕転校生


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放課後、私は自分の席に座ったまま身動き取れずにいた。


ものすっごく背中に視線を感じる。


この凄まじい威圧感に耐えながら、よく授業時間を乗り越えたものだ。


休み時間になる度に白川に群がり質問攻めするクラスの女子達のおかげで、ここまで口きくこと無くこれたけれど、ついにこの時間が来てしまった。


恐怖の放課後…。


白川め…、さっきから無言のままいつまでこっちを見ているんだ。


振り向かなくてもわかる。


視線が痛い。



「ゆ~ず~は~」



脳天気な声が横から聞こえた。


綾乃だ。



「ねぇ柚葉、白川くんの校内案内は?」



何の悪気もなく言う綾乃。


あぁ、綾乃。


それ今、一番出して欲しくない話題だったよ…。








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