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私の可愛い変態ペット
第2章 下僕転校生
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私は、B棟の特別準備室を渋々案内していた。
B棟は移動教室に使われる教室が多く、部活動の部室も多いので人通りも多い。
よって私には安心なゾーンなのだ。
後ろからついてくるこの駄犬に襲われないために…。
「柚葉様~、この部屋は何に使うんですか?」
突然、白川が大声で私を呼んだ。
「おぉいっ!!柚葉様言うな、様!!」
「…ご主人様…?」
「止めろ気持ち悪い。様付いてるし」
「そんなっ…では…」
白川がもじもじしながら顔を赤らめている。
「…ま……マスター?」
「もっとヒドイわぁっ!!」
ドゲシッ
「うえっ…」
咄嗟に出てしまった蹴りが白川のわき腹に入る。
よろめきながらニヤケている白川。
対照にヒソヒソ噂しながら眉根を顰める部活生徒たち…。
あぁ…違うんですよ。
これは校内暴力とかではなくて…。
視線が痛い。
そして殴られたのにニヤケているこの変態もかなりイタイ。
コイツの扱いはかなり厄介だ。
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