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第3章 　監禁理科準備室

理科準備室。


そこは滅多に入室出来ない厳重施錠部屋。


様々な薬品類が保存されていると言われ、その為頑強な鍵が付けられて保護されている。


この部屋の扉は廊下側からは開かない造りになっているため、理科室から隣の理科教材室を通って、最奥の鍵付きの扉を開けるしか入室手段がないのだ。


ちなみにその鍵は一部の先生しか所持していないし、生徒は必要な時に先生同伴の下でしか入室出来ない決まりになっている。


つまりは、私用に使えない開かずの間と言うことだ。


けれどその日、その部屋は開けられた。











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