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私の可愛い変態ペット
第3章 監禁理科準備室
きっと撮られた写真がある限り、私はあの子たちに逆らえない。
恐怖とどうしようもない快感が甦る。
けれどひとつだけ、気がかりがあった。
視界は確かにぼやけていた。
頭が真っ白になって大した思考力も無かった。
聴力もそんなに自身が無いし、妄想か幻覚だと言われればそうかもしれないと頷きそうになる。
けれどこの記憶が確かなら、あの時…。
この部屋にはもう一人いたはずだ。
もう一人。
あの二人の背後に…誰か…誰かがいた…。
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