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永遠に続く恋を……
第2章 恋の始まり
どうしようもないって分かってるけど、彼が欲しくて欲しくてたまらなくなった。


ダムが決壊したみたいに、溜まっていた気持ちが溢れて、言わずにはいられなかった。



「私………ずっと好きでした」



そう告げて彼の唇にキスをした ──。



何度かキスを繰り返すと、彼も応えてくれて。




「今夜だけ…………それで忘れます」



私がそう言うと、初めて彼の方からキスをくれた。





次の日、目を覚ますと彼の姿はなかった。


あれは夢だったのかなと一瞬思ったけれど、私は裸で、胸元には朱い印があった。



「忘れます」なんて………よく言ったよな。


彼に抱かれて、前よりももっと彼を想う気持ちは大きくなっているのに ──。



でも………私は後悔していない。

彼を欲しいって、そう思ったから。




そして………1ヶ月後、彼は結婚した ──。
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