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永遠に続く恋を……
第4章 愛しくて、苦しくて……
「明日は由布院駅周辺と、近くにある湖に行ってみよう」


食事をしながら、明日の予定を立てる。



……明日の予定を2人で立てるなんて、初めてだな。

一年も付き合ってるのに、初めてのことがたくさん……その度に、また ”好き” が増えているような気がして、少し胸が苦しい。



「どうした?」


「いえ、明日……楽しみだなぁって」

私は精一杯の笑顔を作った。



食事を終えると「あーもう食えない」と高遠さんはベッドに横になった。


「美味しかったですね。私もつい食べ過ぎちゃいました」


「美羽」


高遠さんが起き上がり、手招きをする。



私が近づくと、ぐいっと手を引かれベッドに倒れ込んだ。




彼の目が、私の目を捉えて離さない ──。



彼の指が私の唇をなぞり、ゆっくりと唇が重なった。
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