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愛しては、ならない
第48章 喪われた記憶と



「……っ!!」



身体は、悟志の獣を欲しがっていた。

それは硬そうで、大きくて、熱を持っているのが見るだけで分かる。

今すぐに突き立てて、訳が分からなくなる程に掻き回されたい――と正直な欲は叫ぶが、もうひとつの辛うじて残った理性は恐怖に震えている。

――今、そんな事に耽って居てもいいのだろうか。

悟志は、本当に忘れているのか、まだ疑った方が良いのではないだろうか?

私を身体で征服しながら、その反応を冷静に観察する為に、忘れた演技をしているのではないか?




『君の身体に聞く――』



あの狂乱の夜、悟志が低く囁いた言葉を思い出してゾッとする。

私が以前と変わった所がないのか、確かめようとしているのではないの――?

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