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愛しては、ならない
第55章 ウエデイングブーケ




「もう~またお化粧が取れちゃうわよ」




コロコロ笑う真歩の笑顔が嬉しかった。

もう友達に戻れないと思っていたのに、今こうして目の前に真歩がいて、私に笑いかけている。

嘘のように幸せだと思った。

私は真歩に頭を撫でられてあやされながら、「幸せ」という言葉が胸に浮かんで来たのに自分で驚いて、同時に罪悪感も感じた。




(剛さんは……今……幸せなのかしら?)





すると、控え室をノックする音がして女性スタッフが顔を出した。



「唐沢様、そろそろこちらに……」

「あ、はーい」



真歩はドレスの裾を踏まないように注意しながら椅子から立ち上がると、私にウインクして「じゃあ、後でね」

と言って出ていった。
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