この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第62章 愛しては、ならない②



剛の腕の力が緩んだと思った瞬間、羽織っていたシャツが素早く抜き取られた。

取り返そうとするが、彼の手にしっかりと握られている。

私は腕で身体を隠しながら剛を見るが、彼と目が合うと頬が熱くなり、また目を逸らす。



「……そんな格好で帰る訳にはいきませんよね」

「剛さん……っ……お願い……」

「俺の目を見てください」

「――っ」



気が付けば、彼は私の顎に手を掛けて熱く見つめている。

見つめ返してはいけない――そんな声が頭の奥から聞こえる。

でも、意思とは反対に私の目は彼の涼やかな目元に釘付けとなる。
/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ