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愛しては、ならない
第62章 愛しては、ならない②


彼の目を見ながらも遠くを見ている私に気付いているのか居ないのか、しなやか長い指が顎を掴む。まるで私の注意を引こうかとするように。

咄嗟に曖昧な笑みを作る私だったが、彼は真剣な声で問い掛けてくる。




「俺と一緒に居るのにそんな心あらずな風にするなんて……それもお仕置きですよ」

「え……っ」



彼は軽くこちらを睨むが、身を縮めた私を見て小さく笑い、素早く唇を奪った。

軽く一瞬触れただけでピリピリと全身が甘く痺れる。



「ほらね……こんな風に」




額をつけ合ったままで低く囁かれると、また鼓動が速まり、涙が溢れる。


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